子どもの頃のお気に入りの本を覚えていますか ?
我が家の4人の子ども達は、絵本が大好きです。
彼らは寝入る時、本を数冊抱えて私のもとへやって来ました。
私にピッタリくっついて、右肩から左肩からひざの上から、私が持つ絵本を覗いて聞き入っていました。
中でも、特に気に入って遊びにまで発展した思い出深い絵本があります。
『 どろぼう がっこう 』 加古里子お話しの本(偕成社版)です。
おいのこ森のみみずくが教えてくれた、くまさかとらえもん先生率いる、ネズミこぞうのじろきち、いしかわのろくでなし他の かわいい生徒のおかしな変なお話です。
眠気など飛んでしまって、ごつがましいキャラクターの挿絵を
「見せて。見せて。」
と、おねだりして見入りました。
あげくには、
「して見せて!」
と、演じることを迫ってきました。
「♫♫ぬきあし さしあし しのびあし…♫…泥棒学校の遠足だぁ~い!」
と、ぐるぐる家中を歩き回り、
「はーい。 へーい。 ほーい。 わかりやしたー。 がってんでござんす。」
が、我が家のはやり言葉となりました。
子どものアンコールに何度も答えながら
「♪♪ぬきあし さしあし しのびあし……」
と、皆でころころ笑って実演をして遊びました。
寝入る前にね…☆”
その子ども達は、もう 皆んな三十路です。
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