息子たちと

昨日は雨の中、ほんの少しドライブをしました。

息子達と行きたい所が同じ方向でしたからね。

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まず 仕立てあがったスーツを取りに行きました。

長男は、シャープな顔に似合わずプロテクタを着けているのかと思うくらい肩が張っています。

ウエスト部分の補正が必要で、サイズ直しをお願いしていました。

息子のスーツ姿は、惚れ惚れします。

ま~ 凛々しくなって! と思うと とめどなく涙がでてきました。

なんとかごまかそうと笑顔をつくるけれど 超~バレバレ!

息子は そんな私を冷やかす事無く 黙って運転を変わってくれました。

—–中学の入学時、ダボダボの詰襟の学生服の試着をした際も

感慨深いものがあり目頭があつくなりました。—–

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次は、古本屋さん。

「母さん ここで待ちよってよ!」

と しっかり約束させられて、ちびちゃん(次男)がイソイソと入っていきました。

数分後、お目当てのものが全巻揃っていたらしく満面の笑みで車に戻ってきました。

ちびちゃんの嬉しそうな姿を見ていたら・・・

「なんでや~、見んなや~!」

と しかめっ面です。

ちょっと前なら、いの一番に私の傍らに来て

「母さん あったあった!」

と 言ったでしょう・・・そして、母は 一緒に喜んであげられたのにね。

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その次は、駅。

数日後に控えているインターンシップ(会社訪問と実習)の為、長男が岡山までの往復切符を買いに行きました。

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最後に、スーパー。

長男が無言で 買い物籠を取りに行くことをジェスチャーでちびちゃんに促しました。

ちびちゃんは 仕方が無いという風に片手で籠を提げました。

だんだん籠に入る野菜の重さにまいったのか 両手で持ち直し歩きかねています。

牛乳を入れようと振り返ったら 長男が軽々と・・・籠を持っていました。

丁寧すぎるスーパーのレジの応対と パン屋さんのバイト生のレジは 対照的でした。

「パン屋のレジ、声も小さいし 客と全く目をあわさんかったね。」

と 長男が言いました。

「そう言うあなたは?どうなの?」

と 私が尋ねると

「バッチシヨ!俺はプレッシャーに強いよ~。」

—–うん 確かに成長したな~ ——–

「俺の世界に顔出しするな!」と 長男が言うので

もう2年を越しますが まだ バイト先での仕事振りを覗いた事がありません。

覗くまでもないかしら?ちょっと安心しました。

—–内緒で お中元 お歳暮は贈っているけどね—–

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それにしても、運転はまだ.まだだね!確認が大切だよ もっと慎重にね!

「父さんは、自分の目に見えるものしか信じないから、確認は怠らないわよ。」

と 釘を差しておきました。

長男にとって 父親はカリスマ的存在だから 効き目がある事を願って!

まなる
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