10円プールへ行ってきた。
監視員さんの足を見た。
セメントタイルが燃えるように熱くって 再々水を打っても流しても まったく 間に合わない。
交代で各テントを回っている。
太陽に向かう時あれば 太陽に背を向ける時もある。
風を感じる時あれば 無風のサウナ状態の時もある。
監視員さんの足は どんな時でも 燃えるセメントタイルの上だった。
水の流れる音を聞き 子供のはしゃぐ音を聞き 心地よい気分になったとしても、
監視員さんの足は それでも 燃えるセメントタイルの上だった。
危険を感じて 子供へ注意の一声を投げる時。
監視員さんの足は ず~っと 燃えるセメントタイルの上だった。
働き者の足を見て!!
値打ちあるよね まる焦げの足。こげこげの足。
—市民プールにて—
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