距離の広がりを感じて♪

我が家の双子は、未熟児でした。

小学校高学年になった頃 ようやく精神年齢が高まり、同学年の子供たちとさほど変わりなく生活できるようになりました。

体格は、中学生になってもまだまだ敵いませんが・・・。

保育園の運動会を思い出します。

母親の姿を一度見つけると しょっちゅう振り向き 私が見ていることを確認しながら競技をしていました。

いつも私を追いかけてくれているのです。それも二人。

右見ても 左見ても いつもどちらかの視線がビビっと まるで引力のように引き合うのです。

小学校の運動会では、それ程の引力は感じなくなりましたが、意外と普段お利口にしている次女のほうが こういった行事に ビビっと視線が引き合うのです。

私の目線を確認すると、とっても素敵な笑顔を向けてくれます。

ところが 父親の一喝を再々受けている次男は、私と目を合わすと退屈そうな顔をして 普段と違うこういった行事をまるで拒否しているかのような態度まで取るのです。

怒られる度に 脳の血管が萎縮しているのでしょうか。

脳細胞まで固まってしまい 笑わない退屈な人間に変わってしまうのではないかと不安でした。

よく笑う子供は誰からも良くしてもらい 得な性分です。

周りの影響で笑うことが少なくなった子供は 損な性分に化けてしまいます。

でもそういう損な子供の中に真っ直ぐで澄み切ったやさしさを私は感じることが出来ます。

母親の特権ですね。

私の不安を父親に何度話しても何度訴えても どうも判らないようです。

昨日の中学校の運動会では、次男との引力はどうも弱まっているようです。

母と子供の距離が、どんどん広がっている。自立していると思ったほうがいいのでしょうか。

今与えられている行事を真っ直ぐに取り組み、そして 元気良く走る姿を見て 次男も一人立ちしているなと思いました。

いつまでも「ちびちゃん」と呼んでいてはいけないと感じました。

😊

子ども達と距離の広がりを感じるこの頃です。

☆~☆~☆~

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快晴!

 

晴れまさしく運動会日和☆

上司の配慮で 仕事は昼まで!本当は 昼抜け出す予定だった。

自転車で中学校の運動会へ行ってきた。

プログラムの三分の二の競技が終わっていた。

途中からでも充分生徒の熱気を感じる事ができた。

我が子でなくても 両腕を上げ歓声を発するゴール寸前の姿を目にしたら 胸が熱くなる。

ちびと こちび(我が家の双子)の出る種目は 大玉運び 綱引き 総力リレーと残っていた。

 

あせる最近 ちびちゃん(次男)の声が嗄れてきて 変声期かしら?と思っていた。

その理由がようやくわかった。あれ程大声を出していたら喉もおかしくなるはずだ。

日頃の練習 そして 予行演習 と いつも真剣に頑張っていたんだろう 。

総力リレーの集まりを見ていると ちびちゃんを囲む生徒は 皆 頭一つ分も二つ分も大きい。

ちびちゃんが猛スピードで 腕を振り 足を回転させている 。

余裕綽々に走る生徒と半周以上並んで走っている。頑張れ!

そのミスマッチが 母親には けなげに見える。

真っ赤な顔をして バトンを渡す姿を見ていたら 目頭が熱くなった。

 

あせるこちび(次女)の姿は 最後の最後にようやくみつけた。

プラカードを持って元気良く行進していた。

いつもなら 最後列で行進するのに 今日はニコニコ笑顔で前列だった。

こちびは ここ数週間 二十数本の赤い鉢巻きを自分で洗濯し アイロン掛けを頑張ってきた。

だから こちびは赤色なんだと思っていた。

ところが 実は緑だった。 何故?赤→緑?

「赤ハチは 単なる小道具よ!」と さっき教えてくれた。

単なる小道具に 毎夜 皆が寝静まるこの時間に 良く力を注いだなと感心する 。

「かあさん パソコン触るなら する事してからにせんかいよ!」

と こちびに毎夜注意されていた。

「してるよぉ!」

って言葉を返していたけれど あなたとの会話が足りなかったね 。

あなたはいつも一人で淡々と なんでも成し遂げるお利口さん。

母さんが悪かった。 ごめんなさい。(-_-#)

 

今日は久しぶりの自転車に乗り 気持ちの良い風をおもいっきり受けながら クネクネ小路を帰ってきた。

「達成感!」っと 一人 ほほ笑んで・・・・・

今朝の慌しさを思い出す。

なんと弁当6人分!3人分は作り慣れているけれど 倍となると瞬時対応不能!

テーブルに6つ弁当並べても 作った食べ物を順次よそうと よぉーく頑張っても4つまで!

4つ完璧に作り終えないと次が出来ない。

ふ・し・ぎ 音楽

愛の重さに耐えかねて

4人の子供を育てながら思うのです。父親がとてつもなく厳しければ、母親は世間からちょっとズレタ気ままな方が、宜しいのではないかと・・・・・。

子供の一語一句に 気を留めて 私の子供は宝物☆っと大切に抱え込んでしまえばしまうほど

どうやら 子供は悲劇のヒロインづらして そして 母の愛の重さに耐えかねて実にくだらない時を過ごすのではないかと思います。

実際 長男の反抗期は凄まじいものでした。

それは中学2年のいっときでしたが

「私の可愛い息子が・・・これが本当の姿じゃないよね。」 と泣きました。

父親のいない時だけ大暴れをするのです。

クロス壁を突き破り 拳の大きさの穴をいくつ作ったことか。

本棚を蹴り上げ 本が頭上からドサーと落ちてきたことがあります。

タオルは何度も引き裂かれ 見るも無残な姿になりました。

ただそれは、母親に対する反抗であり、母親のだんだん強くなる期待や要求に 表現力が追いつけないという息子の苛立ちがそうさせていたのだと思います。

専門学生となった今では “ プレッシャーに強く物事のけじめのわかる人 ” に成長してくれたと心の内で賛嘆しております。

🙄

母親は、周囲をドキッとさせる事を無頓着にやってのけ 子供と一緒に良く遊び そして 世間からちょっとズレタ気ままな方が、宜しいのではないかと・・・・・。