日々、あっという間に回転するので、身の回りの事を ほぉって置き過ぎました。家の内外ともに、荒れています。
もうすぐ祭り!起源は、平安時代 あるいは 鎌倉時代にもさかのぼる、五穀豊穣を願った新居浜太鼓台を皆さんご存知でしょうか。
宇宙と太陽の輝きをあらわした天幕と、雲をあらわしたくくり、雨をあらわした房、東西南北をあらわした天上を支える四本柱、長さ10mを越す4本のかき棒・・・
その豪壮な太鼓台が、150人~200人のかき夫の腕力により秋空に舞う様は、胸も頭もしびれさせます。
「 ドン・デン・ドン・.。o0○ 」と鳴り響きその太鼓台がこの狭い農道にやって来るのです。
——-ついつい熱く語ってしまいました——-
それまでに、やって置かなければならない事があり過ぎます。
軒下に置いてある要らない物がたくさんあります。
魚介類の差し入れが入っていた大型プラスチックを数個 砕かなければならないし、この夏壊れてしまった扇風機を処分しなければならないし、壊れたプランターも~~。家の周りの草取り 等々。
なんといっても、室内は全く手をつけておりません。困ったものです。
身の回りをほって置くと、こんなにも乱雑になるものかと…………あきれるやら。感心するやら。少しは手を入れなければと思い、片づけをはじめました。
「母さん。いくら頑張っても、それは単なる移動!うん、移動よ!」
と 末娘が言うのには まいりました。母は孤独です……。
我が家の住人の行動一つ一つ監視して、追い掛け回して片付けた日々を思い出しました。
思えば何一つ住人に片付けの強要をした事がありません。
子供たちは、小学中学年からスポーツに専念し、母以上に忙しそうだったから、ついついこの件は、私が頑張り過ぎました。
「これは母の仕事!」
っと思っているのでしょうね。
折り返し分の人生もあることだし……。躾を ぼちぼちやりましょう。もう遅すぎるかな……。
世のお母様!住人に家の仕事をさせましょう。お使い、雑巾掛け、ご飯の支度、やれることは どしどし させましょう。
そうすれば、残余の人生満足のモノとなるのかも知れません。
「私を助けてくれている」という満足感がほしい母の本音です。
けなげでしょ。