約十余年、毎日新鮮な心持ちで新聞のお届け業務をしました。(途中、双子の出産育児休暇を一年いただく)
帰路に着く道中、どのコースを走っても燧灘を臨めるこの海岸線に立ち寄りました。
星の降る日はもちろん、波の荒い雨の日も、雪の舞う中も、除夜の鐘が鳴り終わった後も、
真っ暗な中、西の工業地の夜景を眺め、
「さあ、今日のはじまりだ!」
と力をもらっていました。
その当時何も怖くありませんでした。
その後、交通事故を機に新聞お届け業務を退職し、現在事務職です。
私は、間近に輝く工場の夜景よりも浮島あたりから眺める 灯火のような夜景が大好きです。
いくら好きでも、さすがに・・毎朝5時には来れません。
先日、レンタルビデオの返却日に一人ふらっと海岸線に立ち寄り車の中から夜景を眺めましたが怖いです。寂しいです。
今夜は娘に波の音と夜景を伝えたくて、おもいきって自転車で海岸線を走りました。
娘は黙って付いて来てくれましたが、どう思ったでしょうか?
やっぱり変わった母親だと思ったに違いありません。
この場所は私だけのものでなく、みなさまの場所!
「もしやあの辺りでは!」と思われる方は、どうぞいらしてください。
ただ、気の張っている職務中ならまだしも、ふら~っと一人は・・・寂しくて怖いですよ。お二人でどうぞ♪