
.



.
次男がピンクのパジャマを着ています。
冷蔵庫の前、コタツの中、洗面所など、ピンクが家中をグルグルしていると、何故か華やいで楽しくなります。
実はね!
昨夜までミッキーマウスの青いパジャマを着ていましたが、手も足もクルブシがたっぷり見えて寒々しい様子でした。
「僕のパジャマ買ってん。」と言いながら次男は風呂に入りました。
その間に、収納ケースから次男の丈に見合ったパジャマを超特急で探し出しました。
あった!その色は、ショッキングピンクです。胸の辺りには赤い蝶ネクタイをしたクマの顔です。
「あっそれ。ウエストのゴム緩いよ!」と 次女が教えてくれました。
「あらホントだわ!これじゃぁストンと落ちるね。」
急いでゴムを入れました。
「ねえちゃんと妹が着古した物だけど着てくれるかな~?」と 脱衣所にそ~っと置きました。
悪いことをしている訳でもないのだけど、ドキドキしながら………
うふふ。次男がピンクのパジャマを着てくれました。可愛い~!!
兄弟みんな、見てみぬふりをしてくれました。
「たぁーくんに我慢するよう説得しようと思ったのに拍子抜けじゃ。」と 長女がこっそり私に耳打ちしました。
それにしても坊主頭の次男は、ピンクのパジャマが良く似合います。
内緒.ないしょのお話しだけど、七五三の記念写真を撮った時のことです。
二歳と半年のあなた(次男)は、自分が着ている紺の紋付袴を嫌がり だだをこねて皆を困らせましたね。
相棒と同じ赤い花柄の着物を指差して「ちゃ~ちゃん、同じ~!」「おべべ着るぅ~!」とね。
バラシタ、バラシタ。
ひょっとして、赤いおべべが大好きなのかな? うん?
ごめんねぇ。もうしばらく我慢してね。
鼻の下の産毛が黒くなりはじめた頃には、あなたに新品パジャマをプレゼントしてあげるね~!
金色の貼り絵?と見まがう程のイルミネーションに出合いましたよ。