クッションの出来上がるまで

土曜日の朝のこと。

「クッションを作りたい。」 と 娘がふっと言い出した。

娘は、私の仕事の帰りを待ちわびていた。

その夜、はぎれ屋さんに直行!

娘の創造がふくらんでいるらしく、楽しそうに色や柄を見ている。

手作り雑貨専門のキット販売コーナーには、あえて行かなかったよ。

作る喜びは、まず 想い描くことから・・・

私は、布の長さをアドバイスしただけ。

あっという間に布地が決まって、必要な材料を買って帰った。

日曜日の朝のこと。

私は市議会議員選挙の投票を早々と済ませた。娘が待っているから…….

長女は、はじめてミシンを使った。

下糸の巻き方から縫い方まで、操作を ひと言 ふた言 教えてあげると、忽ち わくわく るんるん 縫い始めた。

タカタ タカタ カタカタ カッタカッタ カッタカッタ

カタカタカタカタ カタカタカタカタ

手元が危なっかしいけれど、呑み込みが早い!

昼食を食べた後、

「もういいから、中学の参観日行って来て!」と、まぁー 心丈夫なことを云う。

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8分ずつ双子の参観をして、吹奏楽団の演奏会に飛んで行ったよ。

参観日をこんなにも慌てて済ませたのは初めてだよ。

この一ヶ月間、日を追うごとに演奏会を楽しみにしてきたからねー☆

明るく弾んで楽しく燃えて、深く聴き入り、心地よい時を過ごした帰りの車中でのこと。

「こいつ生意気!もぉー腹立つ!」「こいつ頑固!」「ミシンって、賢くて、融通きかんね。」

と数々の長女からのメールに大笑い!!

どうやら、悪戦苦闘していたらしい。。。

夕刻、晩ご飯を作りながら、ミシンの操作の再度アドバイス!

日中、刺繍の機能があることを知り、説明書片手に、あれこれ試していたみたい。

娘の腹立ちは、数時間にも及んだ様子。

難問が解けたことを必死に訴える娘がとっても可愛い。

 娘がひとりで取り組んだ 「バラの刺繍 」。
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その日曜日の深夜のこと、PTAの懇親会から帰ってくると・・・

なんと座椅子に、クッションが飾ってある。

そのクッションを何度もなでた。 そっと顔をうずめた。 ほおずりをした。

今、私、あったか~い気・持・ちぃ。 充実しているよー。 幸せだよー。

作る喜び……☆”  見る励み…..☆”  つかう楽しさ…..☆”

娘もさぞ、充実感たっぷりでしょう。

手前味噌ですが、手先の器用さと応用力、想像力、きっと母親ゆずりね♪

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LOVE