華やぐ時

バラ

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 GW晴れ、長女が帰省して家中とっても華やいだ。

子どもたちは、お互いのお腹や腕の太さを比べたり、身長を測ったり。

姉妹は髪のブローの仕方やテレビ番組のこと。

兄弟はゲームのことやCDのこと。

双子たちは、日頃、携帯電話で通話もしているし、メールも交わしているのに、それぞれの高校生活や共通の友人のことを あれこれと話し込む。

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姉 : 「 わ~、こちびちゃんのお腹出てきたね。これ、やばいよぉ。」

妹 : 『 あー、そこよりココ。 そう、ここの方がポチャポチャよ。 気持ち良かろ。』

兄 : 「 おまえ、鶏がらのように細いなあ~。ちゃんと食えよ。 おっ!まだ、背が伸びよるのぉ。俺より高くなるかもなあ~。」

弟 : 『 何言よん。 だいぶ筋肉ついてきたんじゃけん。毎晩、鍛えよんよ。』

「 お兄ちゃん・・・*、お姉ちゃん・・・*、ターくん・・・*、こちびちゃん・・・*」

私は台所に居ながら、届いてくる笑い声や、おしゃべりを聞くのが楽しい。

大きな笑い声が聞こえて、しばらくして、今度はなにやら静かな空気が流れてきて・・・聞き耳を立てる・・・。

私は子供達のコラボレーションを楽しむ。なんとも ほほ笑ましい丸い空間を感じる。

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ところが、

夫の子供達を咎める声が聞こえてくると、全てが泡となって消えてしまうんだなー。

長女を送り出し彼女の弾む声とコロコロ笑う声が聞こえない今夜は、特に・・・冷めて聞こえる。

私の心は、ポッカリ穴が開いたようだよ。

10分もしないうちに、いつもの楽しい雰囲気に戻る子を見ると嬉しいけれど・・・

「 どうせオレは・・・ 」

 と、自信を無くして、いつまでも尾を引いて悩んでいるのでは・・・と次男の心中が心配になってくる。

寂しくて悲しい気持ちが良く分かるよ。

そんな子には ど真ん中のストレートを投げて、ホームランを打たせてやりたいと思う。なんとか自分の力で元気を取り戻してもらいたいと思う。

おとっつあんも、自分の考えが、全てまかり通るとは思って無いだろうし、他の考え方もたくさんあるということは、そんなことは百も承知なんだ。

子供が幾つになっても、子供を見守ることには終わりがない。子供の将来を真に心配する父親の気持ちも判るんだよ。

だけど、逃げ場が無いくらい責める注意が良いとは思わない。

ストンと落ちるフォークボールを振ってしまって、三振を取られることを幾度も経験するとこうなるのかな。

殊更、子供には厳しくなるのかなー?

 『 言い過ぎたのぉ。すまん。』

って、たまには言ってあげてよ。

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そんな実生活どっぷりのまるさんにも、ときめいていたいって願望はあるんだよ。

もっぱら、月と星と花と海がお相手だけどね。

のんびり眺めて、深~く感じて、広~く想う。

これって恋に近いと思うよ。

初夏の陽気に誘われて、黒島公園の岸壁に立ち 海を眺めた。

爽やかな風を感じ、柔らかな陽の光をたっぷり浴びた。

最高だよ♪

さぁー、私が華となりましょう。

あれ?ハナは、ハナでも、華 ・ 花 ・ 端 ・ 鼻 。

あー鼻炎が・・・。

今日も大きなくしゃみを連発してしまった。

燧灘