とある酒場で友人2人と呑んだ。
本当に美味しいお酒だった。
酒が、肴が、美味しいのではなくて、お話をしながら呑むから美味しいと感じさせるのだろう。
飲み始める時、3人が口を揃えてビールを頼んだ。
喉が乾いているという訳でもないのに、味わうことをしないで一気に呑んだ。
口に含む前から、「このビールは美味い!」と思っているからなぁー……。
案の定、飲み始めたお酒は格別に美味しかった。
翌朝、「お酒は、もういらない!」って思った。
随分弱くなったなー。 あー、卑しい呑みっぷりだったんだろうなぁー。
うつろな私の目は冷たいところを探している。
ショップの鏡に、全身でへばり付いた。こりゃー気持ちいいー♪
あれ、化粧が付いちゃった。かがんでも苦しい、背を伸ばしても苦しいのに、いつも以上の仕事が増えちゃったよ。
「よいしょ。よいしょ。」と、鏡を磨きましたとさ….☆”