百日紅(さるすべり)

 

実家の庭は、百日紅(さるすべり)が咲いています。

此処は、山と山の谷間にあり 風が良く通るところなので、涼しいはずですが、

今日も35度を越える気温の中、賑々しく、そして暑く咲いていました。

玄関先で、猫が出迎えてくれました。

「あんた誰? まっ、そんなの関係ねぇ。」

って顔して大あくびです。

73歳の父は、山へ散歩に行き、72歳の母は、草引きをしていました。二人は競い合うように元気です。

最もうれしいことです。心も身体もいつまでも元気で居てくださいね。

「よう来たな。」

と、母は満面の笑みでした。

「母さん。やっぱり、この花が咲く頃はとても暑いね。」

朝から油蝉とニーニー蝉の声がうるさいほど聴こえます。

この鳴声がツクツクボーシの声に変わり、お盆を迎える頃、やっと、此処は風の透る道なのだと気づくのです。

お見舞いのはずが・・・母の生気を貰って帰りました。

 

 

 
里