松山城を仰ぎ見ながら

羽を伸ばしに松山へ行ってきました。
娘達より先に県美術館を出ると、高校時代の友人、よねちゃんとバッタリ会いました。
不思議なもので、彼女は季節の節目にひょっこり現れます。
出会う度、お互いの家庭のこと、仕事のこと、趣味のこと、昔の思い出話し、大いに盛り上がるのは言うに及びません。
今回は、互いに子供達を待たせていたので長い話しになりませんでしたが、松山城を仰ぎ見ながらベンチに座り・・・(例の・・・)
映画 『 蝉しぐれ 』 の最終章、一筆申し上げ候以降を しんみり言い合ったことをつぶやくと、皆様 引いてしまわれるでしょうか?
前回は、Xマス仕様のイルミネーションの前で、前々回は、夏のはじまりに市民プールのパラソルの下で、
此処であったが百年目とばかりに、まを置きながら言い合ったのですけどね。
昔の娘たちの会話を・・・
聞きたい? 聞く? 聞いてくれる?
.
.
.
「お久しぶりでございます。」
「文四郎さん、もうおいでにならないかと 今少しで 諦めるところでした。」
——-中略——-
「いろいろございましたね。・・・」
「いろいろございました。」
——-中略——-
「二人ともそれぞれ人の親になったのですね。」
「文四郎さんのお子が私の子で、私の子が文四郎さんのお子であるような・・・道は無かったのでしょうか。」
「それが出来なかったことが、私の生涯の悔いでございます。」
——-中略——-
「この指覚えておられますか?」
「良く覚えております。忘れよう 忘れ果てようとも 忘れられるものではございません。」
「文四郎さん」
「ふく!」
.
松山城
バラ

昔の娘たちは、大いに笑いあいました。o(^-^)o

.
.
.
< 追 記 >
■ 『 蝉しぐれ 』
原作は、藤沢周平です。
このお話しを集約した言葉が当時の映画予告編にありました。
「忠義を貫く…奥ゆかしさ…私達がどこかに忘れていた日本人の気高さ…」
「成就できなかった恋は清ければ清いほど懐しい」と。.
私が、大きな感銘を受けた理由は、ココでしょうかね。🌹
.
文四郎は、歌舞伎俳優・市川染五郎さん。おふくには、木村佳乃さんでした。
映画の四季折々の映像の美しさや 風の音、濁流の音等も素敵でした。
上記の会話は、出会いから20年の歳月が流れ、閑寂質素な宿で、郡奉行となった文四郎と、出家を控えたおふくが思い出を語りあう場面です。
「文四郎さんのお子が私の子で、私の子どもが・・・」
という、おふくの正直な気持ちに、胸が一杯になりました。
「おふく様」と敬称していた文四郎が、「ふく!」と呼んだ時には、涙が込み上げてきました。
ほんのわずかしか交わされない言葉でこんなにも深く大きな愛を語れるこの映画はすごいです!
文四郎、おふくの透明感は、和の心だと思います。
観るものを惹きつけます。

松山城を仰ぎ見ながら」への18件のフィードバック

  1. 娘さんたちよりも先に美術館を出てしまう~なんてところがまるさんなんでしょうか?本を読まない小生は「蝉しぐれ」も読んでいないんです。だから文四郎とふくの会話は、まっさらではちんぷんかんぷん。そこで、ざ~っと「蝉しぐれ」のあらすじを読んでみました。地元の民に心を配る父を慕う文四郎。その隣家に居て、文四郎の心を掴んでしまったふく。最後の旅立ちの場面で交わされた会話~なんですね?いろんなことがギリギリと通り過ぎるそれぞれの生きざま。そんなこんなを笑い話に変えてしまう旧友とまるさん。いいお友達と、ぱったり出会えてよかったですねぇ。いろんなあれこれが蘇る!テレビドラマでは、一青窈がイメージソング「かざぐるま」を歌っていたようですが、彼女の「空蝉」(うつせみ)なんていうんもいいですよ。有名な曲ではないんですが・・・ね。

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  2. はい!!聞かせて いや! 読ませていただきましたよ!!何や 意味深ですね決して忘れられない思い出 皆さんにもおありでしょうね?勿論 私にも・・・・・・?

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  3. とんびさん★あははは・・・寝たぼけていたから、書き間違えたんです。一気に書きこんで、こうゆう間違い良くするんですってば….☆”許してちょ♪

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  4. ねずみさん★あらすじを書いてくださってありがとうございます。私の説明では、言葉足らずですが、記事内にあらすじと、私の蝉しぐれの想いを追記しました。また、ご覧下さい。公式サイトから、映画の予告をリンクしようとしましたが、つながりませんでした。残念です。映画「蝉しぐれ」のイメージソングも、 一青窈さんの「かざぐるま」でしたよ。

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  5. こんにちは(^ー^)ノ蝉しぐれの一説だったんですねぇ~!!早とちりのhama²はなんじゃーこの危ない会話はって思いましたよ(笑)20年も思い続けられてたおふくさんの生きざまには、昔の娘さんならずとも惹かれるんでしょうね。若い頃からの友人とお話が出来る時って良いですね。

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  6. 「蝉しぐれ」…会話のいきさつが、絵をみるようで、情感があふれています。清らか…っていうのは、素直と同じように、いいですねぇ。

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  7. 初めまして♪お友達になっていただきありがとです(^^♪私のブログは勤務先の事と花の写真がメインです。今日は一足早い浜松の「春」の写真アップしましたよ。

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  8. hama²さん★想いを寄せてくれる喜びもいいでしょうねぇ。私はそれ以上に、おふくには美しい理想の女性像を感じます。そこが素敵です。清い想いを得られる所以でしょう。心に届くはずですよね♪

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  9. ニコラスさん★ここではお初っ☆”この映画に出てくる役者は、想いを顔で語っていましたね。このシーンを文字にしても語りつくせません。友と会うたびに、しんみり言い合うでしょう。いつまでも娘の心でね♡o。.(。–。)

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  10. ぶんちゃんさん★春を先取りですね。浜松は、もう華やいで暖かな装いですね。ほとんど同時刻にお互いの訪問だったんですね。オモシロぃ♪

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  11. お邪魔します^^先ほどはありがとう(^O^)/ 会話を読んで勝手にヘンな想像してしまった私でした (^^ゞ古くからの友人との再会って、本当に嬉しいことですよね。私も先日、バッタリ17年前の友人に会いましたよ^^

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  12. Chiekoさん★へんてこりんな母さんのつぶやきに付き合ってくれてありがとぉ♡一連の家事が終わって、気の向くままにPCを開くので、早急なカキコはできません。これからもよろしくね♪懐かしい友は、心を若くしてくれますよね。

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  13. 気心の知れたお友達に感謝ですね説目の再開も縁があってのことこういうお友達がいてウラヤマシイです蝉しぐれ・・・テレビドラマの内野さんの雰囲気が原作に近いように思えます

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  14. シュウさん★そうですか~~。原作に近い! イイ事を知りました。TVは家事の合間に見ていたので、よく想い出せません。ゆっくり時間をとって、こんど、レンタルビデオを観ることにいたします。また、まるさんワールドになっちゃいますねぇ。(笑

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