シルバーウイークの真っ最中の朝。 季節外れの記事とならないうちに・・・
洗濯物を干し終わり ブロック塀から真っ青な空を眺めていた。
「祭りの空じゃわ!」
思い切り深呼吸をする。
「美味しい空気!」
稲がほのかに秋色に染まりかけている。
いつものように稲〇氏が水田の見回りにやってきた。
犬走りに立つ私と、農道に立つ稲〇氏との会話が始まった。
「おはようございます。稲の調子はどうですか?」
『まぁまぁじゃのぉ。この調子で天候が良かったら、えんじゃけどの。』
「静かですねぇ。」
『そうでもなかろ。あっははは・・・。 まるさんの頭の中は、ドン デン ドン .。o○ と、鳴りよんじゃろ。あっははははは・・・。』
「図星です。」
濡れ縁にエビを干している。
我が家の夏の風物詩・・・今年は既に5回目。
秋のお彼岸に干しエビは、はじめての試み。
塩茹でして数日はとっても臭かった。編み籠をゆすりゆすり待っている。
はて?さて?
どんな按配かな?
夜露にあたっているから、どうかしら。。。
この時期に夏日か?と感じる暑さは、恵みの日差し。
ありがたや♪ありがたや♪
良い匂いになってきた。
“ 干しえび & 缶ビール ” 濡れ縁で、空を見ながら、娘と祝宴する日を心待ちにして…☆”
編み籠をゆすりゆすり待っている。
合格するといいのにな。
娘の保母になる想いは、誰よりも強いはず。深いはず。
バカな親ねぇ。ホント、バカだわ。
あっ、やってきた。網の向こうにご来客。
しらさぎが舞い降りてきた。
もう一羽、こちらにも降りてきた。
毎朝、このようにえさを求めて歩いている。
あー、静かね。
だけど、心は躍る。例の四拍子が鳴っている。
「 ドン デン ドン .。o○ 」
と。