気忙しい朝。
日差しが暖かそうなので、薄着で洗濯物を干していたけれど、だんだん、たまらなく寒くなってきた。
冬ってこんなに寒かったかしら。冷たい空気って、こんなにも痛かったかしら。
冬なんだよね。この寒さ忘れていたよ。
覚える脳細胞、やっぱり壊れつつあるわ。
「あっ、それも。おぅ、これも。
そして、あれも。
後、これだけ~。
」
と、家事をしている間に刻々と待ち合わせの時間が近づく。
「たいへ~ん。」
と、叫びながら退団公演を 観に行く準備をした。
これが現実。
宝塚の観劇から帰ってきたその夜。
夢見心地の私には、本来なら目に見える在るがままの世界が見えていなくて・・・。
本来なら見えぬトップオブトップとしての爽やかな顔がここに在って・・・。
タカラヅカの楽曲が耳に付き・・・。
タカラジェンヌのどんな時でも、幸せいっぱいの笑顔・・・そんなプロフェッショナルの顔が・・・末娘の顔に変わる。
あれ???
と、花火の音を聞きながら じわ~っと我に返る。。。
カーテンレールには洗濯物のオンパレード。
私の居ない夕刻、テラス下の乾ききっていない洗濯物を 娘が室内に取り込んでくれたようだ。
晩御飯前の慌しい大移動だったことでしょう。
その窓から 小高い山の上に花火が盛大に散っているのが見えた。
カメラを持って外へ飛び出すと、それよりも何よりもさっきまでの雨雲は何処へやら 花火と真向かいに細い月がちょこんと浮かんでいた。
まるで地上にほほえんでいるように。細い月❤
このイチゴ、サンタさんみたいでしょ。
天空からやってきたサンタさんが、雪山を歩いてるみたいね。あなた(末娘)が家庭科の実習で作ったデコレーションケーキ♪とっても美味しかったよ。
母の留守中、いろいろどうもありがとう。感謝を込めて、あなたをヨイショ!しておくね。