娘よ。あー、娘よ。

わずかな時間はあっという間にすぎて、夫の運転で娘を松山まで送りました。
「これからは生活費の仕送りをしなくていいから。次に控えている妹の学資の準備がんばって。」
と 長女は言うけれど、
私が関わることが もうすっかり無くなったことが逆に悲しくて、2年前進学のために家を出て行った時とは違った悲しみが襲ってきました。
娘の借家は、大学前の大通りから百数十メートル中道に入った所にあります。
荷物を部屋に片付け終えた娘は、コーポの入り口に立ち私たちを見送ってくれました。
『どうしても駄目だったら、辞めて帰ってきたら良いからね。』
と、私はまた余計なことを言ってしまいました。
娘には輝く未来が待っているのに・・・本人は覚悟を決めているのに・・・ほんとに馬鹿な親です。我ながら情けありません。
.
コーポから大通りへは、とっても細い路地なので 車は後退しながら坂を下ります。
ゆっくりバックして角を曲がるまでの数分、助手席に座っている私には、満面の笑みで楽しそうに手を振る娘の姿が ぐ~んと空に近づくように見えました。
私は、説明のつかない感情が込み上げてきて涙を堪えるのが大変でした。
娘のこれからを暗示するかのように、空はとってもきれいでした。
美しくまっすぐ飛んでいきますように。

プレゼント

娘よ。あー、娘よ。」への3件のフィードバック

  1. (‘-‘*)オハヨ♪御座います。まるさんの親心良くわかりますが、子供と言う者は見えないところでそれなりに進化してるんですよ。親には話せなくても、兄妹間ではしっかりと連携をとって問題を解決してるんですよ。我が家の娘二人はそうしていた様です。親は子供達が、本当に必要で頼ってきた時に、しっかりと受け止める心構えをしておけば良いと最近思う様になりました。なるべくなら、早目にアクションしてくれる方が良いと思うのが本音ではありますが。。。(笑)

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  2. 母さんの想いは全て受けとめて、娘さん、新しい扉に挑むことでしょうね。社会人に飛び立つ娘さんを見ていると、複雑な心境になりますよね。・・・この間まで、あんなに小さかったのに・・・なんて。スピッツの曲に「砂漠の花」というのがあります。”砂漠の花の思い出は 今も 僕の背中をなでる 生きて行く力をくれたよ”まる母さんも、「砂漠の花」になっていると思いますよ。

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