田んぼの準備が進んでいます。
朝から耕運機の音が賑やかでした。
『これじゃ、昼寝にならないわね。』
「おい、ぶらぶらするのもエエけど、ちぃと てご(手伝い)してくれや。」
と、夫に頼まれました。
夏びよりの空の下、夫の仕事を手伝いました。
現場は、田んぼに囲まれた住宅地、丹原でした。
太陽がこれまた近い!ホント近く感じられます。
大きな荷をトラックから下ろし、順序を考えながらカッターで梱包を次々ほどき、
脚立に上がったり下りたり、穴を掘ったり、セメンを練ったり、インパクトを差し出したり・・・
私は、すっかり干からびてしまいました。
『帰るぅ~~~。』と、言い出せず。。。
トラック一台で一時間掛けて来たんだもの。先に一人、どうやって帰るのよ・・・。あー、耐え難い!!!
「おい!しゃんしゃん動けや!せっかく来とんじゃけん。しっかりてごせえや。そうじゃ!もうひとつのインパクト出して締めてってくれ。」
『いや。それはしたくない。』
私の答えは分かっていたらしく、あっさり諦めて、
「やっぱり、Bじゃのう。」
と、夫から久しぶりの言葉を聞きました。
『B型のどこが悪いのよ。嫌なことはイヤで何がいけないの。私は職人じゃないわ。こんな気の利く可愛い嫁さん、どこばりおらんよ!!』
と、数年前まで良く言い返していましたけれど、今日は流すことにしました。
「重たいもんは鉛筆じゃけん。」という理由で、夫が大手企業を退職して二十年近くになります。
その後、体力勝負のこの仕事を頑張ってくれています。
私は十数年、育児をしながら夫のてごと新聞配達をしていました。
末の子が小学高学年になった頃、
『てごは、私のしたい仕事じゃないの。』と、友人からの誘いを機に事務職へと変わりました。
その後、諸事情があるにせよ、私はころころ転職し、一つのことを頑張り通す難しさを痛感しています。
旧東予市にある仕入れ業者へ、ご挨拶を兼ね部材の注文に立ち寄りました。
その門の数百メートル手前には、長い紫陽花の通りがあります。
トラックの窓を開け風を受けながら、まだ咲ききっていない紫陽花を眺めました。
私は力無くトラックの助手席に座り無言で帰ってきました。
数反、田植えが済んでいました。
水をたたえた田んぼの夕刻の風景が素敵でした。
今年の梅雨は、豪雨ではなく普通ぅに雨が降りますように。。。
私、はやく適職を見つけなきゃ。真夏のてごは、まっぴらごめんよ。
所長さんに会えてラッキーでしたね。来週には梅雨入りだそうですよ。そうそう、スピッツの曲に「あじさい通り」と言うのがあります。好きな歌で、弾き語ります。
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こんにちは(^ー^)ノてご。。。お手伝いの事ですか。新聞配達とてごの時も有ったんですよね。パワフルまるさんもやはり事務職の方が良いですか?気の利く可愛いまる嫁さんに早く次の職が決まるよう願ってますよ。オネガイッ…(*゜。゜)m。★.::・’゜☆田んぼに移る夕焼けは何時見ても心穏やかになれますね(^_-)—☆
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ねずみさん♪ラッキーだったのでしょうけど、、、所長は、いつもの戦闘開始の形相と違い、あまりにも緩やかなお顔をなさっていたので、ごゆっくりどうぞ~♪と私、ご挨拶もせず、静かに去りました。「あじさい通り」ねずみさんの歌声は、どんなでしょう。。。
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hamaさん♪暑いときに涼しく!寒いときに適度に暖かく!やっぱり、事務職ですよ。車が飛び込んで来ない限りはね….☆”水の入ったたんぼに映る夕焼けは綺麗でしたよ。疲れが吹っ飛びましたー。
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