息子が大好きな人をお嫁さんにして四日目の夜、私は一人、映画館へ行きました。
『ステキな金縛り』を観ました。
気合で咳を抑え、今年一番、笑いました。
ここ数年の三谷幸喜監督作品の中では、一番笑える映画だと思います。
だって、『ザ・マジックアワー』では、このハチャメチャ、これでいいのーぉー。
ハラハラドキドキはするけれど、面白いとは思うけれど、ちっとも笑えない~~~。
でしたものね。
誰も傷つけることなく生まれる笑い、これこそが本当の笑いだと思います。
娘は「DVD発売まで待っても良いんじゃない。」と言ってたけれど、やはり、映画館ですよ。
話題の今が見頃だと思います♪
たしかに映像美とか迫力はあまり無いけれど、でも、たくさんの人と笑いを共有できるという楽しみ方ってあるんですよ。
同じ瞬間にたくさんの人が笑っている空間というのはいいなあと思います。
始まりのバナナ!
あれをスナックパンに?筆箱に?見まがって頂戴よ。。。と念じている自分が可笑しくて
観客の目線を徹底的に意識している三谷監督の映画は、やっぱり楽しい。
裁判シーンの迫力と緊迫感の中にもステキな笑いが満載で、サイコーでした!!!
最初から最後までププッと笑いが吹き出すこと再々、そして、最後にちょっと うるっ。なんです。
豪華キャストを集めて、こりゃまた贅沢…と、予告の時から思っていましたが。ホント、脇役や端役まで、キャストが豪華です。
出演している役者さんが、一瞬の出番でも本当に楽しんで演じているな~と、感じました。
いい味出している阿部寛さんが、笑いを取ってアッサリ死んでいっちゃった。
あのあっさり終わってしまう感じは、それもまた次の展開に必要だったのよ。
エンディングの西田さんと深津さんのデュエットソングも素敵でした。
その後を想像させるエンドロールまで、じわじわと暖かい・・・
どうぞ、ご覧下さいね。