映画『糸』

『糸』久しぶりの映画だった。映画館で、娘と静かに時を過ごした。
出会うべきときに出会う人に出会って、静かに糸を紡ぎ布となっていくお話だった。
はじめから糸と糸が繋がれていることを目視できたなら、心は育たないよね。人の出逢いも限られてくるよね。
葵と純粋な漣の出逢い、その男の子の愛情の強さが印象的だった。平成から令和となり、「あの時、守ってあげられなくてごめんね。」と、やっと言葉にできた。その想いを背負いながら 遠回りしていた時間を想像すると 泣けた。
どんぐりをぶつける。やるせない思いを伝えるとき、どんぐりに思いをのせる親子3世代の癖ともいえるこの行動に 感情を揺さぶられた。
「大丈夫」という言葉の大切さを深く感じた。
香のお葬式で娘の結が、泣いているおじいちゃんを抱きしめてあげる姿、そのシーンも泣いた。
漣と香が紡いだ布が、結。結は“泣いている人がいたら寄り添って抱きしめてあげる” と母から教わった、この無言の愛情は、葵の心の拠り所となった。糸と糸を紡いで、そして、葵が幸せになった。
ご縁は、偶然ではなく、必然なのだと感じた。

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google フォト

Google アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中