末娘が、“八千代”で 夫と私の誕生祝いをしてくれた。
生ビールで乾杯し、姫貝とその貝柱…あん肝…タラの白子を食べた。
私たちは、めっぽう酒に強い。
夫と二人きりだと会話が少ないが、彼女がいると3人の会話が弾むので嬉しい。
彼女は、医療機関で多くの患者さんと向き合っているだけあって キャパは広い。
2合ほどのお銚子を3人で7、8本は飲んだ頃だろうか。
ある機関に履歴書を提出してきたことを娘に話した。
めっちゃ!笑われた。
夫に事前報告をした時には
「職安と仲が良いのー。いつもサッサと見つけてきて展開が早い!あんたの就活パワーには感心する。」
と褒めてもらったはずだった。
ところが、夫と娘はそれを肴に二人で盛り上がり、私は蚊帳の外。
「年齢も顧みず、これからの時代を担う若者と張り合うつもり!」
と言ったかと思えば
「面白い!面白い!」
と連呼する。
二人があまりにも笑うので、少しでも長く居たかったが、
「いつ呼び出しがあっても良いように準備が有るから」
と、帰ってきた。
よっしゃ!
玄関を開けながら「失礼致します」
先言御礼!
落ち着いて「〇〇まなる と 申します。よろしくお願いいたします。」
と言って、敬礼をする。
酔った勢いで面接の練習をしばらく続けた。
我が家は、がら-んとして静かだった。
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