気力

仕事と家庭をどのように両立していますか ?



37年主婦をしてトコトン両立に励みましたが…、
家庭を優先する私には、ジャンジャンバリバリ仕事に励んでも結果的に長期で勤めることが難しくライフスタイルに合わせて数々転職してまいりました。



そんな自由な私の経験で良ければ申し上げます。



気力です。
時に優先をふるいに掛けます。



睡眠を削ってでも成し遂げる時も有れば、夜な夜な覚醒したり、
まっ良いか!次回に!
と、削除する場合もあります。



何が優先か?どんな方法が最適か?
順番は自由に判断し、楽しくできるよう心を整えます。
季節に応じてやり方を変えることもあります。



やる気が萎えたときは、
しばしボーっとしますが、
何かしらの手段で心の活動力を高めます。

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出逢い

あなたの人生にポジティブな影響を与えた人についてのエピソードを教えてください。



子供達の成長を通して夫に感謝をしています。



僭越ながら、
妻としての役割は、意外とおろそかにしてはいけないことだったりして…。と、思うのですが、それがなかなか難しいのです。



不協和音が鳴るたびに何度も何度も考えてきました。
我が家はマニュアルに合わせられない家庭です。



思い通りにならない夫との生活を歪みだらけだわ!と悲痛に思うより、
そんな歪みがあっても、いいじゃない!って笑い飛ばす度量のほうが大切だと、そう思うしか無いのですよ。
そうしなければ、共に生きていけない危機感がありました。
自ずと発想の転換をし彼を認め心をおさめる努力をしました。



出逢うべくして出逢った、私を成長させてくれる人です。



思いやって支えあって、
1年1年、楽しく大切に年を重ねていけたらと思うのです。




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彼との出会いは決して良好なんてものじゃ〜ありませんでした。



中学3年、後方の座席からちょっかいを掛けてくる男子生徒がいました。
私のセーラー服の襟ラインに沿ってツン.ツン.とペンで押して、少しずつずらしながら移動をします。
しかも予期せぬ場所で止まったりします。
イヤで、イヤでたまりません。
私は止めて貰うために後ろを振り向くのですが、少年2人は「しらな~い」といった風にそっぽを向きます。
「何よ!どっちよ!止めてちょうだい!!」



そのうちの1人と専門委員が一緒でしたが、彼は専門委員会の出席を毎回サボります。
理由を訊ねると
「水戸黄門を見たいけん帰るんじゃ」
と、平然と言います。
クラスで選出されて責任が有るはずなのに、私の知る常識より遥かにぶっ飛んでいる人でした。



その彼と、銀行口座を開設する理由から窓口で再会し、
成人式を迎える年に、これから一緒に過ごす大切な人と意識することとなり、
大きな転機を迎えました。



私の知っている家庭よりも、穏やかな朝が予想できました。
華やかでなくてもいい、楽しいひと時を 一つひとつ積み上げてゆく様子が想像できたのでした。



私が二十歳の頃に思い描いた家庭に、今、成っているでしょうか?

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