月組トップスター・瀬奈じゅんさんの退団公演、『ラスト プレイ』を 観てきた。
私が新米過ぎるので・・・、興奮しているので・・・、古くからのファンの感想とは違うかもしれない。
けれど、思うがままを書き記しておく。
私にとって「瀬奈じゅん」は、初めて出逢った宝塚のトップスターだ。昨年、友人が引き合わせてくれた。
その後、かなみちゃんの退団で、相手役のいないトップスターを観ることになり、
新米の私にもトップ娘役の存在がどれほど大切かわかった。
可憐な娘役達が舞台の上で爽やかに艶やかに、そして、ふわふわと可愛く演じる舞台とは違った“ラスト プレイ”だった。
友人を虜にした最高で最後のエンターテイナーだった彼の最後のきらめきを観た。
「瀬奈じゅん」という存在がとてもピックアップされている舞台だった。
空気を埋め尽くしていた。爆発するパワーを持った人だった。
何を着てもカッコイイし、クールでいたほうが魅力的な彼が、退団後は、どんな女優に?どんな女性に?なるのだろう。。。
ホントに、さようならなんだと思うと。なんだか、きゅーっと・・・さびしくなった。
「ちゃんと見送らなきゃ。」と言いながら、友人は、泣いて泣いて。。。
友人は、ラッキーな事に神戸の映画館で千秋楽の模様をライブ中継するのが当たり、最後の男役「瀬奈じゅん」が観れる事となった。
めちゃめちゃ嬉しくて泣いていた。
明日は、泣かずにちゃんと麻子チャンを見送れたらいいね。