どんな話し方をするか



私の耳は、聴こえ方に異常があって、拾う音がポップ音です。



例えば、水田に滴る雨の音。
風情のある雨音だったはずなのに、戸棚をバタンバタンと激しく開け締めする雑音に聞こえます。



先日の市吹の演奏会の曲目は、どれも優美な空間を想像するものでしたが、
チャンチャンチャーン
チャッチャッチャッチャーン
と、どの演奏もリオのカーニバルか?と思うような音にしか聞こえませんでした。
オーケストラや吹奏楽団の演奏を聴くことが唯一の趣味ですが、その趣味さえも諦めなければならなくなりました。



今日は、紹介状とCD-Rを携えて大学病院へ行ってきました。



理路整然と話す医師の説明は、ちゃーんと私に届きました。
「どんな話をするか」ではなく、「どんな話し方をするか」が、聞き手の理解の良し悪しを決めると、改めて感じました。
真っ直ぐ見つめてにこやかに話す、その話し方を さっそく明日の職場で活用しようと思いました。

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付き添ってくれた次女をねぎらい、
病院の南口にあるCafe Rest marsで昼食を摂りました。



腑に落ちたよ。 
ココの診断は1回ポッキリ。通院する必要が無くて安心ね。
もう薬は飲まなくて良いんだー。
と、可愛い雑貨と書棚に詰まったマンガ本を眺めながら娘に話しました。

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今日のBlogは、その診断内容を書き記します。

  • 「昨年5月に始まった右耳の難聴は、外傷性リンパ漏であったと言えますが、12月からの左耳の難聴は、明らかに突発性難聴です。」
  • 「今となっては、ウイルス感染が原因か、脳梗塞の耳バージョン的な道理なのか、それは解りませんが、何らかの理由で、耳の内耳に炎症を起こし血管が詰まり血流が遮断され、有毛細胞が壊れている状態です。一度壊れると再生しません。聴力が固定されて回復が見込めません。」
  • 「何故なったのか?とか、治す手段は?とかを今後考えず、聞こえない自分を受容して、個性として捉えて社会に適応していくことが課題です。」
  • 「今の自分のままで社会に貢献したり活躍することは、自分次第で充分に可能性があります。その視点に早く立つことをお勧めします。日常生活や仕事上の不都合を軽減させるために自分の“聞こえ”がどんな状態なのかを他者に伝える力が必要です。」
  • 「IPS 細胞を元にした内耳作製や治療について臨床試験や研究が進んでいます。10年後が楽しみです。巷で長年患った難聴が回復したとあなたの耳に届いたらどうぞご連絡下さい。」





・・・はい!

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